自己肯定感について考える 〜はるちゃんママの備忘録〜

育児ブログです。最近、よく耳にする自己肯定感をテーマに、どのように育児すると心の強い子にそだってくれるのか。日々格闘中。はるちゃん、もうすぐ小学生。

ぐずられて「もう、じゃ〜いいよ」

ぐずられて、

 

根負けして、

 

「あ〜、もう。じゃ〜いいよ。」

 

折れて、許すくらいなら、最初から許せばよかった。

 

イライラが先に来て「ダメ」が口からでる。

 

 

そんなんばっかりだけど、

 

頭の片隅に置いて、次に備える。

 

「ダーメ」の前に深呼吸して、

 

許せることか、許すことができないことか、

 

一瞬考える。

 

 

 

ぐずってから許すと、子供は次も頑張る。

 

ぐずることを…。

 

 

熱性痙攣…これだけは覚えておいてー!

経験のないママも、これだけは覚えておいて欲しい。

 

ビビらせるつもりではない。

 

冷静に対処すれば、熱性けいれん自体は怖いものではない。

 

ただ、意識が遠のく我が子を目の当たりにしたら、大きな声を出し、名前を連呼してしまう。嘘みたいだが、永遠のサヨナラが頭をよぎる程、強烈な経験。

 

にも関わらず正しい対処法は、

 

痙攣してる時には、刺激を与えてはいけないというのだ。

 

さらに、

 

何分続いたか、痙攣が左右対称かどうかを観察する。

 

実際は、気が動転してそれどこではない!

 

私は、大きな声で名前を呼び、腕の中にいる娘を揺さぶっていた。

 

是非、育児書を持っているなら、一度は熱性痙攣のページをチェックしておいて欲しい。

 

1回だけなら、それで終わり。

 

はるちゃんは、1歳の時に、立て続けに2回熱性けいれんを起こしたため、その後、熱が出るたびに予防の坐薬を使う事になった。

 

その坐薬は、脳の働きを抑えるとかで、フラついたり、ろれつが回らなくなるので、看病しながら毎度不安がつきまとう。

 

3歳近くになり体重も増え、使用を控えてもよいと言われたので、様子を見始めて何度目かの熱で、また熱性痙攣を起こした。何度経験してもダメだ。怖い。救急車を呼ばずに翌日の診察を待てばよいと言われても、怖くて待てない。

 

結局、5歳の誕生日まで坐薬を使い続けることになり、現在は卒業した。

 

 

これまた、やっかいな経験が、理解できるように詳しく説明してくれる先生に恵まれず、説明を聞きたいがために、夜間救急から大学病院につないでもらった。必死だった。ようやく、全貌が見えてきた。

 

その矢先に、新しく開業した小児科で素晴らしい先生に出会い、細かく具体的に教えてもらい、ようやく安心できた。脳のことなので、理解し納得できないと、いつまでも不安なのだ。

 

 もし熱性痙攣になったら…

先生に、納得するまで質問してください。

 

 

理解すると、安心から、ようやく冷静に対処することができるようになります。

 

 

無駄な物ばかり買う

買い物をし始めた頃…

 

それはすぐ飽きるだろう

 

こっちの方が可愛い

 

同じような物持ってるでしょ

 

と、なんだかんだ言いながら、他の物を買うように誘導してた。その場では、子供も納得していると思ってた。

 

 

2歳半頃から、オモチャが棚に収まらなくなると「断捨離」をさせている。

 

最初は無理だろうと思いながらも、一つずつ

 

いる?いらない?

 

と聞きいてみた。なんと!驚くことに的確に判断したのだ。その時から、棚がいっぱいになると「断捨離」をすることにしている。

 

断捨離と言うからには、子供の判断に従い、エイヤーっと処分する。雑念を振り払って。…従うのだ。

 

最後に、片付ける場所を教えながら整理していく。

 

棚には、自分が選び抜いたオモチャばかりだからか、まんべんなく出しては遊ぶようになる。

 

 

そして、この「断捨離」で気づかされた!!

 

いらないと判断されたオモチャや小物は…

 

私が誘導して買わせた物がほとんどだったのだ。

 

なんてこった!

 

無駄を防ごうと思ってたのに…

 

この時から、同じお金を使うなら、本人に選ばせようと決めた。それ?と思うような物でも、軽く他を勧める程度で無理強いはしない。

 

出る金額は同じだ…と自分に言い聞かせて。

 

そう。出る金額は同じ…だ。

 

子供の好きなように選ばせ続けると、本人もアレは使わなかったとか、同じような物を持ってるからやめようと、子供なりに学んでくる。

 

失敗の経験を積んでいるのだ。

  

年齢が進むにつれて、金額を設定して買い物をさせるようになるが、そうなった時に、今までの苦労が実り始める。

 

毎度とはいかないが、必要な物を選び抜く力が身についてきているなと実感する。

 

幼い頃から自分で選ばせ、失敗を繰り返すことが大事。大人には買う時点でムダになるだろうと予測のつく物でも、そうなって初めて子供は学ぶ。無駄なようで、そうではない。失敗を学ばせる絶好の機会になっているのだ。

 

大人になる前に必要な失敗だ。

 

 

我が家は、断捨離だったが…

 

難しい場合は何かの折に、「これ使ってないね〜、おもしろくなかった?難しかったの?次は○○にしたらいいんじゃない?」と予め前向きに提案しつつ、原因を刷り込んでおくのも手だと思う。

 

「これ買ったのに、使ってないじゃない!」

 

と怒ると、子供は都合よく忘れる。

 

 

 

親からすると、腹が立ったり、忍耐がいることばかり。

 

その分、しっかり学んでもらいたいものだ。

 

ちなみに、「断捨離」を習慣づけるのは、とてもメリットがある。いる、いらない、を具体的に体験できる。

 

大人になってから大いに役立つことを願いたい。

 

不要な物を買わない…なんて大人にだって難しいんだから、子供にはもっと難しいに決まってる。

 

難しいに決まってるわ。

 

 

消極的な性格…からの変貌

消極的な性格だと思ってた。

 

1歳半から保育園に通い、3歳から幼稚園に入園。

 

保育園の入園前に、リトミック教室に短い期間通ったことがある。最初は輪に入ることを嫌がった。回数を重ねると、徐々に動きになれたが、積極的に他の子と手をつないだり交わることはせず、それでも、はるちゃんなりに楽しんではいたが、そのうち行くのを嫌がった。

 

楽しめないなら行く必要もないので辞めた。

 

恥ずかしがり屋なんだと思ってた。

 

保育園に入園すると、問題視するほどじゃないけど、周りとのコミュニケーションのとりか方や、イベントなどで子供達がワーっと前方に行く中、はるちゃんは行くのを嫌がった。

 

消極的な性格?

 

保育園の面談では、工作の貼り絵でぶどうの実の1つ1つの位置にこだわってたと言われた。

 

そう、確かにこだわりが強かった。かつ、粘り強かった。

 

年少になって、お遊戯会でダンスの出番。間違えないように、他の子ばかり見る。足元の立ち位置シールからズレると戻る。

 

神経質な性格?

 

気になるが、見守るだけで本人に口に出して言うことはしなかった。

 

やりたいように、やらせて、褒めれる部分を褒め続けた。

 

徐々に、変化していくのが分かった。

 

友達と仲良く遊ぶようになったし、お当番の日を楽しみにするようにもなった。

 

そして、年中のお遊戯会のダンス。

 

立派に踊ってた!こだわりの強さや、神経質な性格が良い方向に働き、動きも正確。センターで踊ってた。

 

それでも、まだ私の中には心配が残ってた。

 

年長の始め頃に、他からの勧めで花まる学習会の体験イベントに行ってみた。ホームページを見ると、積極的になれるんじゃ!?はるちゃんに必要かもしれないと思えた。

 

体験当日、

 

物凄い勢いのある教室で、来てる子は本当に初めてか?と思うくらい前のめりの子供が多く、正直、私が気後れした。

 

はるちゃんは…というと。完全に飲み込まれて、落ち着かない様子で表情も強張り、泣くんじゃないかと思えた。

 

もう、可哀想で見てられない!

 

連れて帰りたい衝動にかられた。

 

その後、保護者だけ別室に集められ説明を受けた。その間、子供達は体験授業が続いた。心配だった。

 

 

戻ってみると…

 

「ママ見て〜!!」と作成物を見せてくれた。

 

その表情は輝いてた。

 

笑顔で先生とハイタッチして別れた。

 

 

初めての場所でも、積極的に発言したり行動する子もいる。そうでない子が劣ってるわけでも、何でもなくて、自分のペースで色々なことを習得していく。

 

そのペースが、

 

早いか、

 

遅いか、

 

うんと遅いか、

 

うーんと、遅いか。

 

その間、ただ見守って、心配を口に出さず、ただただ見守れる親でありたい。

 

口に出すと、自然と子供に刷り込まれていく。性格のことだけではない。運動神経が鈍いとか、手先が不器用とか。

 

親が決めつけず、いつか子供自身が苦手だと、自身で判断すればよい。

 

判断するまでは、褒められる角度から褒め続ければ、思わぬところから、芽が出て花が咲く。

 

 

そして、はるちゃんは…

 

変わらず、

 

細かい性格で、心配性で、こだわりが強い。

 

さらに、

 

負けず嫌いで努力家が加わり、

 

やる気満々で、意欲的。

 

そして、

 

よく爆笑する。

 

 

これからも、私の勝手な心配事は内に秘めて、見守り続けることとしよう。

 

 

「ママの宝物知ってる?」クイズ

不定期で、忘れた頃に出すクイズ。

 

「ママの宝物、なんでしょう〜か?」

 

始めたのは、年少の頃だったと思う。

 

年齢的にも注意することが増え、何となくイヤイヤ期のような感じで、きちんと愛情が伝わってるか不安になったのだ。

 

初めて聞いたときは、不正解。

 

「答えはね〜はるちゃん!」

 

それを聞いたときの表情をハッキリと覚えてる。

 

照れてモジモジした態度だった。とっても恥ずかしそうだった。

 

「ママの宝物」

 

このフレーズが、子供にとって「当たり前」ではないことを実感した!

 

それを聞いていたパパも、恥ずかしそうに顔を歪めてた。日本人には、抵抗を感じるフレーズなのかもしれない。

 

はるちゃんがパパに聞いた。

「パパの宝物は?」

一瞬、照れて顔が歪んだが、

「はるちゃんだよ」

と答えた。

 

今では、「私でしょ〜」と即答する。

 

自信満々に。

 

逆に、「ママとパパが世界でいっちばん、メッチャメチャ大好き」

 

と言って、ホッコリさせてくれる。

 

 

私の生い立ちは、物質的には何不自由のない生活を送らせてもらった。親は共働きだったが、毎晩の食事はとても手がこんでいたし、毎年、家族旅行にも行った。夏には恒例で、キャンプに出掛けていた。

 

しかし、

 

今から考えると、母親は愛情表現が極度に苦手だと思う。更年期だったからか、夫婦仲は悪くなかったが喧嘩が多かった。

 

とにかく、母親の機嫌が悪いと、怒られるばっかりで、いつ怒り出すか分からない。寂しさを感じる表現も多々あった。

 

それでも、人格を否定されることはなかったし、学習面でダメ出しされることもなかった。良く言えば放任主義だ。本来の意味とはかけ離れてるが…。

 

だけど、

 

 

褒められた記憶がない。

認めてもらったこともない。

 

 

満足な生活が送れていても、私は幼少の頃から、ずーっと不安だったのだ。悪夢をしょっちゅう見てた。内容は親がどっかに行ってしまう夢。

 

親は、満足な生活をさせていれば、親としての役割は遂行できてると思ってたと思う。

 

そうじゃない!!

絶対に間違ってる!!

 

子供の心に、愛情が浸透するような態度、表現が絶対に必要なのだ。

 

時には、恥ずかしいくらい具体的に直接的に伝えてあげて欲しい。

 

伝わってると過信せずに。

 

その言葉を糧に、色んな試練に立ち向かえる、強い心を手に入れることができる。

 

ちなみに、私は20歳台前半まで、あらゆる事に反抗しまくっていた。人の愛情(存在意義)を確かめるかのように。

 

 

日々の生活がトゲトゲだったとしても、最初で最後でも構わない、真剣に伝えてあげて下さい。

 

 

習い事 ピアノ編 その2

幼児期から始めて、途中で断念した先輩ママの経験談を聞いた。

 

自宅練習を上手く進めることができず、イヤイヤ練習する子供にイライラがつのり、練習のたびに喧嘩するようになったそう。最終的には親子で疲れて、辞めることを決断したという。

 

ピアノを始める前に聞いていたので、覚悟を決めた。

 

喧嘩だけは回避しよう。

 

はるちゃんは、負けん気が強く、強情だ。やりなさいと強要して、素直に聞くタイプではない。断言できる。

 

そして、その性格は私と一緒なのだ。

 

ぶつかったら終わりだ。

 
負けず嫌いの性格を良い方向に伸ばしてあげたい。そのためには、成功体験をさせるしかない。

 

頭の中では、注意点の整理ができた。

 

いざ、

 

ピアノに近寄らない!
自ら練習しようとしない!
毎日練習なんて不可能だ!

 

とんでもないイライラが襲ってくる。これか!と思った。

 

これはもう、子供をどうこうするという問題ではない。イライラする自分との闘いなのだ。

 

まずは座らせることが目標。

 

そのために、ママが無言でピアノをいじる。


「私もやる〜」

 

と、言わせたら勝利。

 

 

練習途中で嫌がったら無理強いしない。

時には、仮装用のドレスを着させる。

そして、時には、ママが人形をにぎり、人形を喋らせるのだ。

 

「はるちゃん、一緒に練習しよう〜ピョン!上手だピョン!もう一回聞きたいピョン」

 

…と、こんな感じ。

 

とにかく練習したらラッキーなのだ。

 

 

その先に待っていたのは、さらなる覚悟をすることだった。

 

まったく練習せずレッスンに行く覚悟。

 

教室へ行くのを嫌がったら、すべて水の泡。そうなるくらいないなら、練習出来なかったときは諦める。

 

諦めも肝心なのだよ…と自分に言い聞かせる。

 

一応、本人に確認した。


「教室で弾けなくてもいいの?」
「うん、いいよ」

 

いいんかーーーい!

 

実行した…

 

練習してない宿題を、

見事に弾いた、

見事に…。

 

もう、笑うしかない。
この子、才能あるかも…と。

 

帰り道、笑いながら弾けたことを褒めた。

 

「なんで弾けたの?凄くない!?驚いたよ〜」

 

興奮気味…風に褒めた。

 

はるちゃんは、照れた顔で嬉しそうだった。

 

結果、

 

弾けるとママが褒めてくれる。喜んでくれる。

 

なぜか、運よく、成功体験をさせることに成功したのだ。やったどーー!

 

おかしな結果になったけど、その後は、練習しなくてもいいや…ではなく、前よりは練習するようになったのでした。

 

めでたし、めでたし。


私が始めさせたのだ。彼女がやりたいと言い始めたことではないのだ。

 

幼児期に習い事をさせるということは覚悟がともなうのだ。

 

褒めることと、諦めが肝心なのだ。

 

そして、イライラとの闘いはつづく。

 

 

「ちょっと待って、あとでね」の連続

家事をしてる時に…

 

「ママー!ちょっと来てーー!」

「ママー!これやってーー!」

「ママー!これ見てーー!」

 

まただ…

 

「ちょっと待って、あとでね」

 

しばらくすると…

 

「マーマー!マーマ!!」

 

と延々続く。

お互い不機嫌になってぶつかるか、どちらかが忘れてことが済む。

 


もちろん悪気はない、

ついつい言ってしまう。

 


だけど…

 

いつかは、立場が逆転するのだ。

 

ママ「これやってーー!」
子「今ムリ〜あとで〜」

 

…と言われないように。

 

近い将来、素直に動いてもらえるよう、幼いうちに信頼の種を蒔こう。

 

 

作業中に話かけてきたら…

 

中断できるなら、目線の高さで用件を聞く。できないなら、最低限、目を見て返事する。

 

何が終わったら付き合えるのか、具体的に伝える。「ちょっと」ではなく、「しばらく」など、表現を工夫する。

 

だらだらと時間を引き延ばさず、待ってくれるよう再交渉するか、「これだけね」と予め伝え子供を優先するか。

 


忙しい姿を見せつつも、いつでも向き合って話を聞いてくれるという安心感を与えたい。

 

安心すると、騒がず待ってくれる。


しかし、約束を守ってあげなければ、信頼を積み上げることは出来ない。

 


忙しそうだから、今は我慢しようという優しさや、まわりの状況を判断できるようになって欲しい。

 


いつかは、多少、報われる。


…と信じて、今はやるしかない!

 

 

子供と好みが合わない

私はこだわりが強い方だ。

 

似ているのか、はるちゃんもこだわりが強い。

 

コレと言ったら、納得する材料がないと折れない。

 

赤ちゃんの頃、この先、アンパンマンや、プリキュアを好むのだろうか…と抵抗感があった。

 

可能であれば、ママの趣味を嫌がらないで欲しいと淡い期待を抱いていたが、誰もが通る道を、もれなく、はるちゃんも通ることになった。

 

まぁ、年少にもなるとお友達の影響もあるし、その社会の中で生活するわけだから仕方ない。

 

身につける物にもこだわりを見せ始めた。年少でも、女子なのだ。

 

 

一番の衝撃は、スニーカーの「瞬足」だった。

 

 

それまでは、ママパパで可愛いらしい靴を選んでいた。

 

ある時、スニーカーを買おうと物色していると、これがいい!と瞬足を選んだのだ。どう説得しても納得しない。

 

葛藤した。

 

ダメ!と言うことだって、不可能ではない。
 
しかし、子供が自分の好みを主張しはじめた。これは、応援すべき成長なのでは…という葛藤。

 

結局、瞬足を買った。

 

とっても嬉しそうに、幼稚園へ出かけていく。誇らしげに。

 

 

この葛藤を乗り越えた私は、腹をくくった。

 

 

洋服のコーデも、上下がヘンテコでも、周りからどう思われようとも、本人が選んで満足してるなら、それで良しとした。

 

この葛藤の労力が、自主性、判断力、決断力に、つながっていって欲しい…と祈るばかりだ。

 

年中も「瞬足」を選んだ。

 

そして、年長…

 

好みに変化が。瞬足を拒むようになった。

 

コーデも上手に選ぶようになり、こうして、はるちゃんのヘンテココーデ期は収束を迎えたのだ。

 

ほんの一時期のことだ。

 

19歳のころ、古着にハマって、なんとも言えない格好をしてた私。あれも、一時期のことだった。

 

親に言われれば、言われるほど反抗したものだ。

 

年齢は違えど、やりたい事を、やりたい時期にやらないと、不満が積もって歪むのではないだろうか…。

 

葛藤は続く。

 

 

ベビー手話

ベビー手話が話題になったころ、義理母から薦められた。

 

ズボラな私には到底ムリなことだと、ほぼスルー状態。

 

唯一、続きそうな…

 

「ダメよ」のサイン

 

両手人差し指でバッテンにする。

 

ベビーはるちゃんに向かって、「ダ〜メよ」といいながら、チョメチョメのサインを根気よく見せた。

 

1つなら何とかなるもんだ。

 

続けられた。

 

 

その効果は…

 

 

意外と役にだったのだ。

 

はるちゃんは、1歳半から保育園に行っていたが、参観日や行事などの、少し離れて見守るときに、無言で「チョメチョメ」とサインをおくると、理解してくれた。

 

声が出せない時に便利なのと、周りには注意してるのが分かりにくいので、プライドも傷つけない。

 

 

今、記憶をたどって文章を書いているが、これって、ベビーの時に教えなくても、指でバッテンを作れば誰にでも伝わるんじゃ?とも思う…が、当時は、妙に教えて良かった〜と思ってたので、よほど感心することがあったのだろう。

 

 

今は、指では済まない。

 

 

Xポーズだ。

 

 

とうとう言った〜「ママ嫌い!」「ママ、大っ嫌い!!」

初めての「ママ嫌い」は、なかなかの衝撃。


最初の頃は、成長を感じて微笑ましくもあるが、回数を重ねると…笑えない。



場所を選ばず、わめきながら「ママ!だーいっきらいっ」と絶叫する。



本当に嫌いな訳はない。



ママは試されているのだ。



どんなに「嫌い」と言い続けても、見捨てられはしない…と分かっているからこそ、あえて試したいし、愛情を実感したい。



これは、若い女子が彼氏にする行動と一緒だ。



試されている。
まともに相手してはいけない。



最短で収束させ、深い信頼を勝ち取るには…



「ママは大好きだよー」



イラッとしても、低い声でも…



「ママは大好きだよぉ〜」



「どんなに怒って騒いだって、ママは大好きだからねっ!!(怒)」



そして、収束に向かいつつあると感じたら、抱きしめる。



…嫌いで返してしまうと、事態は悪化し、さらには不安感を植え付けることになる。



普段から不安を抱いてたら、「ママ嫌い」とは言えない。言われたら、「よし、大丈夫!きちんと甘えることが出来てる」と、胸を張ろう。



この先も、ずーっと挑発には乗らない!!




大きくなっても、「大好き」だと言い続けてやるんだ。覚悟しておけ〜!!

 

 

習い事 ピアノ編 その1

年中になる頃、そろそろかなと思い、本格的にピアノ教室を探し始め、年中の5月からスタートした。


はるちゃんは早生まれなので、4歳3ヶ月。


習い事にピアノを選んだ理由は、頭の体操。
それだけの理由で、うちは音楽一家でもなく、ごくごく一般的な家庭。


ママの経験は、というと…
小学2年から3年間。和音を指で数えないと読めず辞めた。


なので、ピアノもないのでキーボードを購入。
ヤマハNP‐11」
脚をつけて使っている。



さて、教室探しで一番最初に迷うのは…



グループか、個人か。



グループ教室のHPを見ると、リトミック要素もあり、4歳児には楽しそう。入門編としては、ハードルも高くなさそうだ。



しかーし!



ホームページの写真が気になる。



どーにも、こーにも気になる!



複数の親子達の写真、洗練されたママ達の服装。いかにも、親子同士のコミュニケーションがとれますよ〜的な写真。


はるちゃん…
楽しそうなグループレッスン…



ママには無理だーー!!



もし、もし、ピアノに目覚めたときに、環境にストレスを感じてママが挫折したら、それこそ申し訳ない。



その結果、


近所の個人教室へ。
個人は個人で、原則ひらがなが読める程度とあり、これまたスタート前から、心配事あり。


ひらがなは、興味を持ち始めたころだったが、あえて早めに教える必要ないと思っていたので、放置状態だったのだ。


体験レッスンに行って相談だーー!
原則とあるから、例外もあるかな?!


ってな感じで体験レッスンに申し込み。


結局、ひらがな問題は、先生もそこまで重要視しておらずクリアできた。本人も、毎週来るってことを理解してるのかは謎だが、「また行きたい」と言ったので、条件は揃った。



始める前から、考えること満載だったが、無事にスタート地点に立つことが出来た。



「追記」
幼児からピアノ教室に通うというのは、ほぼ、ママが教えることになる…という事実を知った今、無駄なストレスまでかかったら、本当に大変!!ホントにムリーー!!


ママ同士のコミュニケーションって、気にしないようにしても、気になるのは何故なんだろう。


回避できる場合は回避!がモットー。


我が家の場合は、運よく正解だった。

 

 

公園から撤収する時にダダこねる

公園から引き上げる時が大変。



体が大きくなると、無理矢理つれて帰るのも無理がある。そんな時に…


子供に、あと何回?と聞く
そんなにいいの?と思わせる回数で決定

カウントしながら、あと何回だよ〜と声掛け

終わりか…と、こちらを向いた時に
「おまけ1回、いっておいで!」

さらに、帰る態度をみせたところで
「お約束守れたから、おまけのおまけ!」
と言って、喜ばせる



そして、帰り道で
「お約束守ってくれて、嬉しかった〜」
「カッコ良かったなぁ〜」
と、しみじみと振り返るようにブツブツ言ってみる。



時間はかかるけど、子供は満足感と、約束を守れた達成感でいっぱい。



子供自身に回数を決めさせるのと、
帰り道でブツブツ唱えて、ママが喜ぶ姿を見せる



さらに後で、パパなどに、
「自分で決めた回数を守れたんだよ〜」
「すごいよね!」
子供に聞こえるように、子供の顔を見ずに報告する。



約束守れた→達成感→自信
褒めらた→嬉しい(ママが喜ぶ姿も)

 

 

買って、買っての物欲

小さな子供の物欲に、どう向き合うか。



欲しがる物が小さな金額で済むうちに、


物欲満たす=欲しい物を買ってもらえる安心感


を与えると、年齢が上がった時に、あれもこれもとねだらなくなる…という記事を見た。


物欲が満たされてないと、次にいつ買ってもらえるか分からないから、全力でタダをこねるとのこと。




実践結果…



ドラッグストアにある、シールコーナーの前を通る度にねだられたので、毎度シールを買った。シールとお菓子がメイン。


使うあてのないシールが、家にたまり放題。


それでも、欲しいと言われれば、1歳から3歳頃まで買い続けた。


幼稚園に入園した頃から、今日は買わないよと先に言い聞かせると、約束を守るようになり、大きなオモチャは、クリスマスか誕生日に買おうと言うと、何故か言うことを聞いてくれた。


微妙に高いものをねだられたら、ママではなく、パパにお願いしてと、パパの威厳を守ることにつなげて、一旦は我慢させるようにした。


買わないと約束してたときは、どんだけグズろうとも、そこは貫き通す。無理矢理、連れて帰るのではなく、長くても諦めるまで待つ。つかず離れずの距離で、自分で気持の整理をつけるまで待つ。


その場を離れて、完全に気持の切り替えができてから、褒める!タイミングが中途半端だと、欲しかった気持ちが再燃してしまう。


後日、パパなどに、「えらかったんだよ〜、感心しちゃった…」と子供に聞こえるように報告。パパからも褒めてもらう。


幼稚園の年長になる頃には、自分のお財布にお年玉を入れて持ち歩いてても、あれもこれもと買うこともなく、ゲームをやるにしても、予め決めた回数でやめる。


不思議だ。
私の幼少期とは違う…。
この先は、まだまだ分からないけど。



そして、


溜まったシールは、というと、幼稚園に入ると何かと使うこともあり、むしろ重宝した。シールにしてよかった。

 

 

もう、○○だってばー!!

平常心のときなら、さほど気にならないことでも、イライラしてる時は、感情的になって言葉が強くなる。



避けて通れぬ道。



しかし、たいしたことじゃないから、何とかして平常心を装いたい。


だから、○○だってばーー!

だから、○○だってば〜ん!



語尾の一文字で誤魔化す方法を開発。



もう、やめてっ!

もう、やめ〜い!



早くしなさいよっ

早くしなさいよ〜んっ



この、苦肉の策で、自分がくだらないなぁ〜と思うことで、平常心に一歩近づく。



でも、効果は実証済み。


子供が強い口調で私に…
「ママ!やめてってばん!」
と、言い放った。不思議と腹が立たない。



開発者だけに有効か?!

 

 

言うこと聞かない!本当にやめて〜

物を投げたり、急に走り始めたり…


ホントにやめて欲しい事は…


やった時に注意するだけじゃなく、
全く関係ない時に「褒める」が効果絶大!



やめて欲しい事を1つ、常にママの頭の中に記憶しておく。



例えば、物を投げるだったら…



シチュエーションが違っていても、短い時間でも気にせず…子供が??ってなっても構わないので実行。


あれ?今日、投げないで遊べたね

すごいよー!!やったね!ママ嬉しい!ありがとうね。



さらに他の日に、投げてしまう前に、遊び途中で褒める。友達がいるなら耳打ちで。


もしかして、投げないようにしてるでしょ!

やる〜!かっこいいね。
ありがとう。ママ嬉しいなぁ〜。



次は、全く関係ない時、歩いてる道中などに、突然…


最近さぁ、物投げないよね〜、ママ凄いなぁ〜って思ってるんだ!ありがとうね。



さらに、パパや、祖父母、ママ友などがいる時に、あえて子供の耳に届く場所で自慢げに…


聞いてよ〜、最近すごいんだよ!
物を投げなくなったの、本当にえらいと思わない!?



怒られたことは、すぐ忘れても…
褒められたことは、残るもの。



道のりは長いけど、本当に直させたい時は、ママも常に意識する努力。子供はママに褒められるのが大好物。その場で怒るのは簡単だけど、プライドを傷つけたり、うるさいっ、と思えば…


ママが嫌がるから、わざとやる…


こうなったら最悪。最初は分からずやっていたことも、じきに「いたずら」に発展していく。


最初から悪気があってやる子供はいない。
つまらない感情がたまって反抗する。


長い道のりの先に、やればできる!って「自信」が次々と植え付けられる。



課題は1つずつ、クリアしたら次へ…




その他、
急に走り出す
→たまたま走らなかった時に、あれ?すごい!走らなかったね。ママが言ってたの覚えてくれてたんだ!怪我すると悲しいから、何度も言ってたんだ〜良かったぁ。