熱性痙攣…これだけは覚えておいてー!
経験のないママも、これだけは覚えておいて欲しい。
ビビらせるつもりではない。
冷静に対処すれば、熱性けいれん自体は怖いものではない。
ただ、意識が遠のく我が子を目の当たりにしたら、大きな声を出し、名前を連呼してしまう。嘘みたいだが、永遠のサヨナラが頭をよぎる程、強烈な経験。
にも関わらず正しい対処法は、
痙攣してる時には、刺激を与えてはいけないというのだ。
さらに、
何分続いたか、痙攣が左右対称かどうかを観察する。
実際は、気が動転してそれどこではない!
私は、大きな声で名前を呼び、腕の中にいる娘を揺さぶっていた。
是非、育児書を持っているなら、一度は熱性痙攣のページをチェックしておいて欲しい。
1回だけなら、それで終わり。
はるちゃんは、1歳の時に、立て続けに2回熱性けいれんを起こしたため、その後、熱が出るたびに予防の坐薬を使う事になった。
その坐薬は、脳の働きを抑えるとかで、フラついたり、ろれつが回らなくなるので、看病しながら毎度不安がつきまとう。
3歳近くになり体重も増え、使用を控えてもよいと言われたので、様子を見始めて何度目かの熱で、また熱性痙攣を起こした。何度経験してもダメだ。怖い。救急車を呼ばずに翌日の診察を待てばよいと言われても、怖くて待てない。
結局、5歳の誕生日まで坐薬を使い続けることになり、現在は卒業した。
これまた、やっかいな経験が、理解できるように詳しく説明してくれる先生に恵まれず、説明を聞きたいがために、夜間救急から大学病院につないでもらった。必死だった。ようやく、全貌が見えてきた。
その矢先に、新しく開業した小児科で素晴らしい先生に出会い、細かく具体的に教えてもらい、ようやく安心できた。脳のことなので、理解し納得できないと、いつまでも不安なのだ。
もし熱性痙攣になったら…
先生に、納得するまで質問してください。
理解すると、安心から、ようやく冷静に対処することができるようになります。